5月3日、郡山市中央公民館1階の多目的ホールで「第47回憲法を考える郡山市民の集い」が開催されました。
今回は、福島大学行政政策学類の金井光生先生を講師に迎え、『日本国憲法公布80年「力による平和」か「対話による平和」か』の演題のもと、福島県出身の憲法学者である鈴木安蔵氏及び公法学者であり政治家の鈴木義男氏の両名が、現在の日本国憲法の誕生に深く関わり、憲法の起草に果たした役割や発言などが紹介され、日本国憲法の成り立ちやその意義をわかりやすくお話しいただきながら、現在の改憲に向けた動きに警鐘を鳴らされました。当日は、163名もの市民の皆様にご参加いただき、金井先生のお話に興味深く耳を傾けておられました。
世界では、ロシアのウクライナ侵攻や米国とイスラエルによるイランへの攻撃等、武力紛争が起こり、イラン攻撃においては、世界的な原油価格高騰と物流停滞を引き起こしアジアや欧州において経済的な混乱が生じています。そして一度武力紛争に踏み切れば事態の収拾はより困難になり、何よりも多くの民間人が犠牲となっている様を私たちは報道等で目にしています。
このような世界情勢の中、日本でも高市首相をはじめとした自民党は、憲法改正、特に「9条への自衛隊明記」や「緊急事態条項」の創設など改憲を推し進め「力による平和」に舵を切ろうとしていますが、本当に力(武力)に寄らなければ平和は保たれないのでしょうか。
日本国憲法の三原則のひとつである「平和主義」は、憲法9条により明記され守られています。今回の憲法を考えるつどいでは、「憲法9条」の存在の意義を改めて考えさせられた一日となりました。





